Harucom の IRB では、ファイルを見たりコピーしたりするためのコマンドを実行できます。

irb> ls
irb> cat hello.rb

これらのコマンドの正体は /app に置かれた Ruby スクリプトです。 中身を cat コマンドで表示したり、edit コマンドで編集することもできます。 くわしくはファイルの入出力をご覧ください。

目次

ファイルを見る

ls — ファイルの一覧を見る

irb> ls
irb> ls /app
irb> ls -l

いまいるディレクトリのファイルを一覧表示します。 ディレクトリはファイルと別の色で表示されます。

cat — ファイルの中身を見る

irb> cat hello.rb
irb> cat -n hello.rb
irb> cat file1.rb file2.rb

ファイルの中身をそのまま表示します。 -n を付けるとそれぞれの行に行番号が付きます。 複数のファイルを並べて指定すると、続けて表示します。

head / tail — 先頭・末尾だけ見る

irb> head hello.rb
irb> head -n 20 hello.rb
irb> tail hello.rb

head はファイルの先頭、tail は末尾を表示します。 表示する行数は -n で行数を変えられます。

ディレクトリを移動する

pwd — いまいるディレクトリを表示する

irb> pwd
/

cd — ディレクトリを移動する

irb> cd /app
irb> cd ..
irb> cd

現在開いているディレクトリ(カレントディレクトリ)を移動します。 ディレクトリを移動すると ls や cat、edit にファイル名だけを渡したとき、そのディレクトリのファイルを指します。

irb> cd /app
irb> cat ls.rb

引数なしで実行するとルートディレクトリ / に移動します。

ファイルを操作する

touch — 空のファイルを作る

irb> touch memo.txt

cp — ファイルをコピーする

irb> cp hello.rb backup.rb
irb> cp hello.rb /data/
irb> cp -f hello.rb backup.rb

コピー先にディレクトリを指定すると、その中に同じ名前でコピーします。 すでに同じ名前のファイルがある場合は上書きしません。上書きするには -f を付けます。

mv — ファイルを移動する・名前を変える

irb> mv old.rb new.rb
irb> mv hello.rb /data/
irb> mv -f hello.rb existing.rb

使い方は cp と同じです。移動先がディレクトリなら、その中に移動します。

rm — ファイルを消す

irb> rm memo.txt
irb> rm file1.txt file2.txt

複数のファイルをまとめて指定できます。

/system.rb、/lib、/app、/etc の中のファイルは、Harucom が起動するために必要です。 これらは通常は消せないようになっています。どうしても消すときは -f を付けますが、 起動できなくなることがあります。

ディレクトリを操作する

mkdir — ディレクトリを作る

irb> mkdir data
irb> mkdir /data/photos

rmdir — 空のディレクトリを消す

irb> rmdir data

中にファイルが残っているディレクトリは消せません。先に rm でファイルを消してください。 rm と同じく、システムのディレクトリは -f を付けないと消せません。

その他のコマンド

コマンド 説明
edit テキストエディタでファイルを編集する
run Ruby スクリプトを実行する
zoom 画面の文字の大きさを変える 2.0 から
picorabbit スライドを表示する
johakyu 音と照明のライブコーディングをする 2.0 から

IRB そのものにも次のコマンドがあります。

コマンド 説明
jobs 中断しているアプリがあるか確認する 2.0 から
fg 中断しているアプリを再開する 2.0 から
exit IRB を終了して起動し直す

picorabbit のように中断に対応しているアプリは、実行中に Ctrl-Z を押すと 止めたまま IRB に戻れます。fg と入力すると続きから再開します。 2.0 から

デモを試したい場合はデモアプリをご覧ください。